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旬の西宮

四季折々の西宮---雨の季節のこぼれ話

昔ながらの風習や季節感、大切にしたいですね。四季折々の習慣を生活に取り入れて楽しんでみませんか。西宮の季節の話題をお届けします。
更新日:2008/06/23
雨の季節のこぼれ話

夏越の祓

一年の半分が過ぎようとし、年に二度ある厄除行事である大祓(おおはらえ)の、

「夏越の祓(なごしのはらえ)」
の時期となった。

奈良時代からある神事で、6月と12月の晦日(つごもり、最終日の事)に行われると定められていて、
12月は「年越の祓(としこしのはらえ)」という。
半年間に犯した罪やけがれを除き、残りの半年を無事に過ごせるようにと祈願する行事だ。
「水無月(みなづき)」という和菓子
この夏越の祓に
京都では「水無月(みなづき)」という和菓子を食べる習慣があるが、
上部に乗っている小豆は悪霊ばらいの意味があり、ういろうで作られた三角の形は、氷室の中から取り出された氷の形を模しているという厄除けの和菓子である。


神社でお祓いを受ける場合、主な行事は次の二つになるだろう。
一つは、「形代(かたしろ)」
形代とか人形(ひとがた)とよばれる人の形に切った紙で、体をなでて悪いところを移したり息を三度吹きかけて厄を移したりしたものを奉納して身を清めるものだ。
もう一つは、「茅の輪(ちのわ)くぐり」
茅(かや)で作られた大きな輪をくぐることで厄を落とし無病息災を祈ることで無事に暑い夏をこせるという。
「水無月の夏越の祓いする人は千歳の命延ぶといふなり」
(『拾遺和歌集』詠み人知らず)の古歌を唱えながら、左まわり・右まわり・左まわりと8の字を書くように三度くぐり抜けるというのが一般的におこなわれている作法らしい。
この神事は『備後国風土記』逸文の故事に由来するといわれる。
その話は、素盞鳴尊(すさのをのみこと)が旅の途中で日が暮れ、ある村で一晩の宿を求めた。
薄汚い旅姿を見て、裕福な弟の巨旦将来(こたんしょうらい)の家では泊めるのを断ったが、貧しい兄の蘇民将来(そみんしょうらい)の家は快く泊めて精一杯もてなした。
その後何年かたって、素盞鳴尊が再び訪れ、蘇民将来の家族に茅で作った小さな輪を与え、「腰につけていれば疫病を避けることが出来、家族が末永く栄える」とおしえ、後に疫病が流行った時に蘇民将来の家族は無事だった、とされる。

このことから、
「蘇民将来」と書いた紙
を門にはっておくと災いを免れるという信仰も生まれ、茅の輪も、最初は身につけることのできる小さなものだったが次第に大きく作られるようになり、これをくぐって罪やけがれを除くようになった。

西宮市内の神社でも夏越の祓の神事が行われるところがあるので、いくつかご紹介します。
もし都合がつけば、忙しい日々をちょっと忘れて、神社でこの半年を振り返ってみてください。

公智神社
   6/29(日) 15:00〜 茅の輪なし
越木岩神社
   6/30(月) 14:00〜,19:00〜 茅の輪あり
広田神社
   6/30(月) 15:00〜 茅の輪なし
西宮神社
   6/30(月) 16:00〜 茅の輪あり
甲子園素盞鳴神社
   夏祭りにて茅の輪あり
   7/15(火) 夕方より神楽
   7/16(水) 11:00〜 祭典の後、湯立て神事
   両日茅の輪くぐりは出来、茅の輪のお守りがいただける
上ヶ原八幡神社
   夏祭りにて茅の輪あり
   7/25(金) 10:00〜 

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