取材の様子がさくらFM(78.7MHz)でオンエアされます!!
放送予定日:5月27日(火) 12時20分頃〜
今回のコラボ取材は、さくらFMの「SakuっとLa・ら・Ra西宮」の火曜日のパーソナリティ「ゆかやん&おしな」さんのもとに届いた一通の投書がきっかけ。
「ある日、ワンちゃんの散歩の時、まるでお地蔵様に導かれたように巡った不思議な道を歩いてみて欲しい。」という内容の投書だった。
ハイテンションの小太郎君と一緒に探検が始まった
仏様のお顔を見ながら探索が始まった
取材の日はさわやかなお天気。ちょうどこの日は、月に一度のお大師さんの日。次々とバスやタクシー、車などで来た人が石段を上がって行く。
ゆっくりと一段ずつ上がっていく高齢者の姿も多い。参拝者が撞く鐘の音も聞こえてくる。
約束の時間に現れたゆかやん&おしなさんは、今日はゆかやんの愛犬小太郎君と一緒だった。初めて出会う私たちにハイテンションの小太郎君。収録が始まってもテンションが高く、小太郎君の息遣いもきっちりマイクに納まったことだろう。
やわらかいピンクのモチツツジが迎えてくれる
(ここは、さくらFMを聞いてチェックして下さいね(*^_^*))
「投書の主がワンちゃんとの散歩だったらしいので、今日は一緒に来ちゃいました。」とゆかやん。
まずは…、と投書どおりに神呪寺前の駐車場から少し上に登り、すぐ左手に見えてきた狭い石段を上がる。上がりきるとお地蔵様が…。いや、仏様が。一箇所に2体ずつ3組が一度に目に入ってくる。一番手前が82番、そして81番、80番ときちんと番号がついている。
仏様のお顔を見ながら、鳥の声を聞きながら…
若葉の緑がまぶしいような森林浴。そしていろいろな鳥の声も聞きながら、右に左にと安置されているご本尊とお大師さま。
ご本尊とお大師様
岩屋にお住まいの仏様も
きっと古いものなのだろう。かなり風化した物もある。
仏様の種類も様々、そのお顔もそれぞれに特徴がある。横に控えておられるのがお大師さまらしいが、そのお大師様のお顔も一体ずつ特長があり木々の間に次々見つけるのも楽しい。
ふと気づくと、回りは背丈より大きいコバノミツバツツジの群生。この時期の新緑もいいが、4月初めはきっと見事だろう。狭い道は、六甲山系の特徴の花崗岩の風化した土なので少々滑りやすいので足元にも注意がしながら歩く。
曲がりくねった道は少しずつ登っていくが、総勢5名と1匹はまだまだ足音も軽くその小道をたどる。
南に海、北に山…
「西宮のきれい」を満喫!!
緑のトンネルを楽しみ暫く行くと、突然視界が開けた。足元は目神山の住宅地。一部、急斜面の造成地の工事現場が足元に広がる。
すぐそこには街の雑踏が
88ケ所めぐりの札を確認。いわゆる逆打ち中の一向
真正面が西宮浜から芦屋浜あたり。視界が春霞ではっきりしないが右の方には六甲アイランドも見える。秋から冬にかけての澄み切った日には関西空港も見えるのだろう。
一同、取材も録音も忘れて景色に感動。すぐ足元に広がる街並みを見ながら、西宮の豊かさを感じる。
参拝者の方の奉納なのだろう、地蔵菩薩さま以外の仏様にも前掛けがかけられている。横に座っておられるお大師様も赤い前掛け姿。
仏様は長い年月の間に壊れたりなくなったりもしているのだろう。補修の後や、明らかにお顔だけが違うものも多い。
大日如来さま、千手観音さま、十一面観音さま、薬師如来さま…。小さな白い札が地面に埋め込んであり、そこには番号とひらかなで真言が書かれていた。
一つ一つのお顔に反応しながらユニークなコメントを残してくれるおしなさん。いつものことだがお二人と一緒に歩くのは楽しい。
(ゆかやん&おしなさんの愉快なトークは、ぜひ27日のさくらFMで!!)
番号のついた仏様に混じって、番外編や大岩がゴロゴロ
楔の跡が残る大岩
暫くは絶景ポイントが続く。
北側は神呪寺がすぐそこにで、石段を上がる参拝者の姿も見える。仏様や大岩を通してのシャッターチャンスの場所が続きカメラマンは大忙し。行者さまの像は番外編だそうな。
この辺りは、大きな岩の多い土地。越木岩神社にも、大阪城の築城に切り出されそうになったという楔の跡の付いた岩があったが、ここにも楔の後のある岩がある。完全に削られた片割れが下に転がっている岩もあった。
石段を上がる参拝者がすぐそこに
同行したカメラマンがファインダー越しにシャッターポイントを教えてくれる。「でもね〜、この高圧線が無粋なんだよね〜」と話していたら「緑の線とか、迷彩色の線にしたらいのにね…」とおしなさん。
少し下がると今度は車道に出た。道路の向こうのフェンスに「甲山88箇所巡り」の木の札があった。私たちは着実に88箇所めぐりの逆打ちをしているようだ。この車道は神呪寺の下から目神山へ抜ける道。
林の中を曲りくねって歩くと、段々、不思議な感覚に…
緑の小径は森林浴
ここは、深山幽谷??
時々、神呪寺の下から目神山へ抜ける道を横断しながらくねくねと曲った林の中を歩くと、投稿者が感じただろう不思議な感覚にとらわれてくる。
方向感覚が分からなくなり、つい、ここが西宮ということを忘れそうになる。
住宅地のすぐそばだし、こうして88ケ所巡りになっているので、慣れた人にはどうもない道なのだろうが、初めてここを歩くと実に新鮮。おまけに、木漏れ日の中の仏様に出会っていると、月並みな言葉だが何か洗い流されるような気がしてくる。
大きな岩の中にきちんと祭られているものがあれば、台座の上に不安定に置かれているものもある。
今日は、西宮流のブロガーのにゃんこさんもご一緒。彼女は西宮歴史調査団というボランティア活動の様子もブログで発信してくれている。そんな彼女のアドバイスも頂きながら歩いてきたが14番で仁王門のした茶屋の所に出て来た。さっと歩けば小一時間か…。
投書には「いつの間にか駐車場に戻った…」と書かれてあったので、きっと30番あたりから88ケ所のルートからはそれたのだろう。
茶屋の下の湿原で、大阪から来たというセリを取る人に遭遇。足元はスーパーの袋を靴の上から巻いて長靴代わりにしていた。
「長靴持ってきたら荷物になるやろ〜。お大師さんにお参るする前にセリとってるねん。罰が当たるよね〜」と言いながらもセリの掃除に余念がない。きっと今夜は香りのよい胡麻和えが食卓に登るのだろう。
俗世間の喧騒に戻って…
右側を登れば本堂が正面
一緒に歩いてくれた小太郎ちゃんのお水をおねだりした茶屋のおばあちゃんは「最近は、一人では店を開けられなくなった…」と。
羽を切られたカラスを助けて店の横の網の中で飼っている。店の南側には朽ち果てそうになった電車がひっそりと樹の陰に隠れるように…。「昭和46に大阪の市電が廃線になった時、おじいちゃんがもって来はって…」とおばあちゃん。
カラスのカー子に別れを告げ、車の往来の多い道沿いにある石材店の横に12番の仏様を確認。にゃんこさんの説明では、ここから下の車道に沿って12体があるらしい。しかしわんこ連れで歩くには交通量が多く、そちらは断念して神呪寺の境内を目指した。
大勢の参拝客と一緒に階段を上がる。石段の右側から上を見上げると本堂が真正面。「右側通行で上がっていただくと本堂が正面ですから…」とは神呪寺のホームページにも書いてあった。
眼下はまぶしい緑(神呪寺境内より)
満願の88番目の仏様は本堂の左前に安置してあった。社務所にあるという「甲山・神呪寺境内 四国88ヶ所めぐり」のマップを頂いた。それによると、これらの石像は200年余り前の第62代住職・運眼和尚の開設とある。私が勝手に想像していたより古く、お寺をはじめたくさんの方々の手入れで今まで守られて来たのだろう。
境内で偶然に名刺交換をした方が、西宮流のブロガーさんだったことが分かりお互いにびっくり!!これが地域密着の情報サイトの醍醐味。それにしても悪い事は出来ない…。
番外編
ここから88ケ所めぐりが始まる
順番に1番からたどるとすると、森林公園前の駐車場あたりが最初。
しかし1番から12番までは結構交通量のある曲がりくねった車道沿いにあり、歩道のない道なので、歩かれる方はくれぐれもご注意を!!
12番からは車道から外れて下へ。この辺は案内板もきちんとある。
今回は新緑鮮やかな季節だったが、結構林の中を歩くのでこれからの季節も楽しめそう。
仁王門
秋には、まるでどんぐりを敷き詰めたような小道を歩くのも魅力。春先のコバノミツバツツジの時期もお奨め!!
何種類かの小鳥の声も聞いたが、葉の陰で姿は見えない。冬になって葉が落ちたらバードウォッチングも楽しいかも…。
でも、足元が滑りやすいので足元にはくれぐれも気をつけて!!
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■「神呪寺 丁石散歩」 西宮市立郷土資料館主催の歴史散歩。 2008年6月7日(土) 阪急甲東園駅・改札前に9:00集合 詳しくはこちらから。 |
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