2010/09/06 16:43:08
以下は、源七窯の武本源七さんの作品群。
西宮から西宮北有料道路を176号線に抜けるとすぐの、
神戸市北区道場町に窯を構える。
一度訪ねさせてくださいと言ったら、家には作品はほとんどありませんよと仰る。
非常に控えめな方で、しかし頑固な陶工という風情。
作品はシックで華やか。(矛盾してます?)
『やきもの工芸 枩屋』に行けば揃ってます。
川西市寺畑2-9-1
0727-56-1190
(ひばりが丘花屋敷駅から南へすぐ)
↓春草図向付。春の草花が描かれている季節ものだが、正月やめでたい時にも最適の向付。
↓ちょっと渋い掛け花器。
↓内にも外にも桜が満開。器の上縁で花にうずもれる、巧みな絵付け。
↓赤と緑がきれいな対比を見せる。絵柄の作図がこの人らしい素朴で温かい味わい。
↓この方が源七窯の武本源七さん。写真は、私より作品を撮ってと、遠慮勝ち。
今年のアートマルシェ
彫刻や立体関係では女性っぽい可愛い作品や、可憐な作品が多く目についたように思います。
絵画は、もっと真っ向から絵画だ!というようなのが少なかったな。
そんな関係で、陶芸作品についつい興味が向いてしまうのでした。
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「写真撮らせて下さい」は、モカ父が気に入った時の第一声!
「えっ!作品で無くて私だっか〜」と慄く武本さんが面白かったですね〜。
[ vanvan ] 2010/09/07 14:05:56
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2010/09/06 15:20:04
アートマルシェを観に行く理由のひとつが
Discover“TAMBA”のタイトルで
今年も元気に出展している、
丹波焼(立杭焼)の若手作家たちの作品を観察すること。
もともと、立杭・陶の里の常設展示で
大西雅文君の金使いの徳利が気に入って、
その丹文窯を訪ねたことがきっかけになり、強い関心を持つようになった。
その時の印象は、お父様の伝統的な作品群の中にあって、
多分にオブジェ的な奔放な作品が目立っていた。
明らかに、常軌を踏み外した(ちょっと言い過ぎ)かのような風情が
只者ではないぞと訴えているよう。
しかし、根は素直でまっすぐなのだ。
いま、民芸運動の大家・柳宗悦が生きていて
日常の丹波焼を高く評価した目で、この作品を観たらどう感じるだろう。
やはり、伝統的で堅実な父上の作品に目が行くのだろうか、なんてことを考えてみたりするが。
どちらが良い、悪いの問題ではない。
依って立つ位置が異なっているだけなのだ。
その後、彼らの各種三人展や企画展を観に行く機会があったが、
大西君たちの世代が、次代の丹波焼を背負っていく力として逞しく育っていることを知った。
いずれも伸び伸び、それぞれの個性を発揮して、新しい丹波を模索している。
さて、今年も彼らは裏切ることはなかった。
積乱雲がみるみる高く拡がるように、大きな塊となって成長している。
↑上、左から、野村豪人さん、大西雅文さん、上中剛司さん
下、清水剛さん
↑大西雅文さんの、これは私には狛犬に見えた。ごく小品だが面白い。
↑野村豪人さんの愛嬌たっぷりな怪獣。魔除けに欲しい。
↑一時期の大西雅文さんの典型。かたちも良い。
↑ちょっとアングルが悪いので、形が捉えきれていないが、つい手に取りたくなるような温かみがある。野村豪人さん。
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東灘区の区民ホールの教室案内で、大西雅文さんのお名前見つけましたよ!ご本人かな?
[ vanvan ] 2010/09/07 14:03:55
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2010/09/05 2:37:03
先日、民芸運動の創始者・柳宗悦先生の
『蒐集物語』私版本を手に入れたことを紹介したが
各地で蒐集に当たり、様々な事態に遭遇したことどもが生々しく綴られていて、
実に興味深く読ませてもらった。
日常使っている道具や雑記の中に美はあるという理念のもとに
民芸運動を起こし、浜田庄司や芹沢_介、河井寛次郎などと交流を深め
全国各地から様々な新しい価値を発掘した同氏、
そのとき手に入れることが出来なかったものの、
忘れられず、思いを募らせているうちに、後に全く別のところで出会って入手できた話など、
レベルは低いとはいえ、私自身も経験することで、よく分かって面白かった。
氏のすごいところは、この膨大な収集品を私蔵するのではなく
東京目黒区駒場に『民藝館』を建て
その優れた美を広く一般に公開した事。
私は東京での単身赴任中、すぐ隣の世田谷区に居て、
とうとう民芸館を訪ねないうちに転勤してしまった。
残念でならないが、念じていれば機会はやって来るだろう。時間はあるから気長に待とう。
稿の中に、「丹波焼の蒐集」というのがあって
書き出しが『今はまだ誰も認めていないが、もう十年もしたら、民藝館の丹波焼の蒐集は大いに評判になるのではないかと思える。…』
とあり、昭和初期の頃はあまり丹波焼は評価されていなかったことが分かる。
そして丹波焼を、第一は茶陶、第二は在銘の個人陶、第三に民器と分け、前二者は評判で値が高いが、『…第三のものは、その値打ちがまだ認められていないので一番安い。ところが一番安いその雑器が、丹波焼としては一番素晴らしいのであるから…』とあり、
日常の雑記の中に値打ちを見出しているところが実にそれらしい。
今の丹波焼の隆盛を観る限り、そんな時期があったことを想像すらできないが、
例えば備前などと比べると、一般的に買い得価格なのはそんな歴史ゆえかもしれない。
しかし、その値打ちは値段で測れるものでは決してない。
文中、画商や骨董屋さん達が見逃したものの中に素晴らしいものがあるというくだりは、再々出てくる。
また、評判や値段で眺めると目が曇る、直感に頼るのが一番良い、氏はいつもそうしているというのは興味深い。
かくいう私もそうなのだ。
翻って、今の丹波焼の将来は明るい。
実に元気で、伸び伸びした感性の若い後継者が確実に育っている。
出来れば、みんな海外を目指してほしい。
今の姿勢でどんどん突っ走れば、そんな機会は早くやってきそうな気がする。
丹波焼の、そんな若い人たちも含め、アートマルシェが今年も開かれたので、それは別稿で報告します。
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2010/09/05 0:39:56
vanvanさんの神垣の農園は、
低炭素社会の実現に大きく寄与している農業として
今、大きくクローズアップされようとしている。
この日も、西宮市の農政の担当部署から取材を受けたようだし、
神戸新聞にも取り上げられ、
9月11日には、さらに西宮市の取材があるらしい。
これは、市街地に「生産緑地」が多くのこっている、
西宮市ならではの『日常の生活動線のすぐ隣にある農地』だからこそ実現可能になるもので、
改めてそのメリットを述べてみたい。
生産者と最終消費者の間に、流通や集荷、大規模な店舗での販売を必要とする一般的な生産→消費サイクルの間には、トラック輸送や保冷、店舗などでの照明など、CO2を排出する過程が多く含まれる。
今ブームになっている、道の駅や朝市方式にしても、その売り場まで軽トラックで出荷しなければならない。また消費者はその会場まで、車を飛ばさなければ買うことは出来ない。前者よりは少ないけど、当然CO2の排出が伴う。
しかし、vanvanさんの農業は、作った野菜をすぐそこで消費者は購入することが出来る。
日々の生活動線に密着したすぐそこに、農地があるからこそ出来ることで、生産から消費に至る過程ではCO2の排出は限りなくゼロに近い。
しかも、この農地は「生産緑地」であり、よほどの事情が無い限り農地として相続されていく。
我々消費者がこの農地で野菜を買い続ける(支援する)ことを絶やさなければ、
採算も取れて、農業は半永久的に続けられる。
さらに西宮には、この「生産緑地」が多く残され、
中には十分な活用がなされていない農地もある。
市街にある農地だけで市全体の需要を賄うことは到底無理だが、
このシステムに対する協力と理解が得られれば、
生産量は今よりもっと高めることが出来る。
新鮮な野菜を食べたいという欲求と、低炭素社会の実現が、
こんなにうまくリンクしている西宮市の農業は、
理想的な農業のあり方を示しているともいえるのだ。
| 暮らし
| コメント( 2 )
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vanvan農園どんどん有名になっちゃって
大変かも(^^;
[ kokoro ] 2010/09/05 4:45:35
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これを、他の生産緑地にも広げていければと思っています。Vさんはその旗手なんです。
[ モカの父 ] 2010/09/05 18:17:00
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2010/09/04 23:23:55
9月2日、今日も最高に暑い。
午後からの3時間、
「健康づくり推進員養成講座」にまじめに出席し、学んできた。
今日のテーマは、
健康診断の検査結果を正確に読み取り、
それに基づいて、各自の日常生活の中での改善計画を作ること。
永いサラリーマン生活の中で、
毎年の健康診断は数年前からの経過がはっきりと示されるので
結構役に立っていたし、それぞれの数値に対する理解は十分持っているつもりだった。
また、自分なりの解釈で、「この数値基準はちょっと厳しすぎるのでは」とか、
「この程度の差なら、まあいいか」などといって再検査も受けずにやり過ごすこともあった。
要するに、なんの根拠もないのに健康には自信があった。
しかし、講師の保健師から示された資料は、その正常値が一段と厳しいものに変わっている。
一例を示すと、血圧の場合、上(収縮期血圧)は130以上、下(拡張期血圧)は85以上は不健康とマークされるとなっている。
ちょっと過剰ではないのか。
血圧には自信のあった私もこれでは“要加療”になってしまう。
しかし、保健医学界では各数値基準がどんどん厳しくなっているらしい。
要するに、全体的な医療費の増大にブレーキをかけるため
“予防”志向が強くなって、
しっかりしたデータのもとに判断が下されたものだから、仕方がない。
ご参考に、以下に今の健康基準を示しますので、
ご覧になってください。(異常値)
・血糖…100mg/dl以上
・中性脂肪…150mg/dl以上
・LDLコレステロール…120mg/dl以上
・HDLコレステロール…40mg未満
・AST(GOT)…31 LU/dl以上
・ALT(GPT)…31 LU/dl以上
・γーGT(γーGTP)…51 LU/dl以上
・ヘモグロビンA1c…5.2%以上
・腹囲
男…85p以上
女…90p以上
・BMI…25s/m²以上
・収縮期血圧…130mmHg以上
・拡張期血圧… 85mmHg以上
どうですか、結構厳しいものですよね。
この日は、冷静に自分の健康状態を眺めることが出来ました。
↑保健師の講師から、厳しい現実を示されながら、熱心に勉強に励む。
| 学び
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2010/09/02 19:16:21

日経紙上に『食あれば楽あり』というタイトルで
いろんな食べ物や、食べ物にまつわる話を
ずいぶん前から連載されているのをご存知の方も多いと思う。
この連載を執筆されているのが、
有名な発酵学者であり、東京農大の教授であり、文筆家でもある
小泉武夫氏です。
最近の日経の同コラムの肩書には「東京農大教授」という肩書きが省かれているから、
ひょっとしたらもう退官されたのかも知れない。
氏のユニークな見解のひとつに
『人間はちょっとメタボくらいがちょうど良い』というのがある。
実際、寿命との関係を調べたら、確かにデータがそれを証明しているらしい。
これから想像できるように、
氏は大変楽観的な性格で、
自説の通り、体型はややメタボ。
このコラムでは、日本中のいろんな食べ物を、好みの方法で、
自ら包丁を取って捌き、調理する。
そして味わい、それをレポートするのだが
文体が率直で、何とも可愛らしく、
良い歳した大人が、旨いモノの前には全くたわいないことをさらけ出す。
読むうちにこちらまで唾が湧き上がってくる。
大好きな連載で、単行本としていつまとまるのだろうと首を長くしている。
ところが、その小泉武夫氏から
『絶倫食』という名の本がこのたび上梓された。
「…人は強くなりたいという願望のために涙ぐましいほどの努力…中国皇帝の伝説的な精力剤や料理から、江戸の好事家達の期待と喜び、失望と無念さなどが入り乱れていて…そのあからさまをこの本に書いたのだ。」そうだ。
いかにも小泉氏ならではのテーマで、
古くからの文献も調べ上げるなど、力作であることは間違いない。
まずはこっちから手に入れよう。
| 学び
| コメント( 6 )
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オットセイ二匹の表紙に惹かれ少し立ち読みしました。
おやぢのバカ話には良いネタてんこ盛りでした。
[ 笹舟倶楽部 ] 2010/09/02 19:35:07
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軽い内容だったんですかね?
小泉先生は一見軽そうで、奥深いものがあるんですが…
[ モカの父 ] 2010/09/03 9:17:57
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ノンフィクション作家、高橋秀実氏の書評が面白いですよ
本書は発酵学者として有名な小泉武夫さんによる「男のための絶倫食講座」。私はそれこそ食い入るように一気に読んだ。さすが古今東西の食に精通した小泉先生。回春・強壮情報が満載というか、ページ全体に漲っており、息もつかせない。カツオ節、納豆汁、お粥などの身近なものから、オットセイや鹿の睾丸など怪しげなものまで多種多彩。
http://www.shinchosha.co.jp/shinkan/nami/shoseki/454803.html
[ 笹舟倶楽部 ] 2010/09/03 15:03:15
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漫画「もやしもん」に登場する農大の樹教授、小泉武夫さんがモデルではともっぱらの噂です。
[ たくじろう ] 2010/09/03 19:17:38
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笹舟さん、すぐに買いに行きます。
[ モカの父 ] 2010/09/04 21:44:27
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たくじろうさん、Vさんからも「もやしもん」が面白いと聞いてるので、是非読んでみます。
[ モカの父 ] 2010/09/04 21:46:08
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2010/09/02 17:42:03
先日の新聞で見つけた司馬遼太郎記念館
連続講演会の記事、
9月12日、10月23日、11月20日の三回にわたって
それぞれユニークな講師による講演会だという。
ごく小さな記事だったが、好きな方面は見逃さない。
先着200名だというので、早速電話で申し込んだらまだワクはあった。
今日その入場券が送られてきた。
二回目、三回目と、ちょっと間が空くけど今から大いに楽しみだ。
講師は、
一回目が建築家・安藤忠雄氏、
二回目がノンフィクション作家・佐野真一氏、
三回目が劇作家・平田オリザ氏。
安藤忠雄氏は、
言わずと知れた国際的な建築家。
最近めっきり痩せられたので、人ごとながら心配している。
佐野真一氏については多くを知らなかったが、
現代に密着したノンフィクションと共に、
民俗学者・宮本常一についての著作が目立っている。
平田オリザ氏はもちろん劇作家だが、今や大阪大学の教授でもある。
大阪の文化的な活動にも活発に関わっている。
こんな良い催しが、三回通しで7500円!
お買い得だと思いませんか。
まだ、枠は余裕あるみたいですから、興味があればお申し込みを。
講演までには、佐野氏、平田氏の代表作一冊くらいはものにしておかなければ。
幸い時間はたっぷりある。
司馬遼太郎記念館連続講演会
三回通し:7500円
200名まで
◆申込みは司馬遼太郎記念館講演会係
06-6726-3860まで
| 文学
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